地域の商業施設で子ども向けイベント開催のメリットや成功のコツ|事例もご紹介

地域で子ども向けイベントを企画する際、会場選びやイベント内容に悩みますよね。
イベントを地域で開催したい場合には、商業施設を会場に選ぶことで成功の可能性が高まります。
この記事では、地域の商業施設で子ども向けイベントを開催するメリットやおすすめのアイデア、成功のポイント、さらには成功事例までくわしく紹介します。
ぜひ参考にしてください。
地域の商業施設で子ども向けイベントを開催するメリット

子ども向けイベントを地域の商業施設で開催するメリットは、以下のような点があげられます。
- 商業施設なら集客力が高い
- 地域とのつながりを強化できる
- 商業施設の認知度アップとブランディングもできる
- イベントや商業施設へのリピーターを獲得できる
- 商業施設の売上増加に貢献できる など
それぞれ説明しましょう。
商業施設なら集客力が高い
商業施設はもともと人の集まる場所であり、土日や祝日を中心にファミリー層がさまざまな目的でたくさん訪れます。
すでに集客力があるため、イベント目的でない人も「おもしろそうだから、ついでに参加しよう」「買い物の後に立ち寄ろう」と自然な流れをつくりやすいのが大きなメリットです。
地域とのつながりを強化できる
商業施設は地元の人が日常的に利用する場所です。
そのためイベントを開催すれば、地域住民とのつながりがさらに増えます。
地域密着のNPOや子育て支援団体、地元の企業などともコラボしやすく、自治体や学校との連携につながるケースも期待できるでしょう。
イベントを通じて地元とのつながりを築きたい主催者にもおすすめです。
商業施設の認知度アップとブランディングもできる
商業施設でのイベント開催なら「安心感」や「信頼感」があるため、告知の段階で参加者のハードルは低いでしょう。
また、施設の広報媒体(館内ポスターやWebサイト、SNSなど)で告知協力を得られれば、イベント主催者や団体の効果的な知名度アップやブランディングにもつながります。
商業施設やイベントへのリピーターを獲得できる
「楽しかったからまた行きたい」と思ってもらえるようなイベントであれば、リピーターになってもらえます。
さらに恒例行事として、同じ商業施設で定期的に開催することで「またあそこで楽しいイベントをやっている」という印象を強く残せるはずです。
商業施設にとってもイベントにとっても、ファンになってもらえて再び足を運んでもらえる可能性が高いでしょう。
商業施設の売上増加に貢献できる
商業施設側にとっても、子ども向けイベントはファミリー層の来場が増えたり滞在時間がのびたりするため、歓迎される傾向があります。
ついでに買い物をしてもらえれば、売上アップにつながります。
イベントが集客や売上に貢献すれば、その後のスペース提供や協力も得やすくなるでしょう。
地域の商業施設で開催できる子ども向けイベントアイデア5選

ここからは、地域の商業施設で開催できる、おすすめの子ども向けイベントアイデアを5つ紹介します。
謎解き・宝探しイベント
施設内を回遊しながら謎を解くスタンプラリー形式のイベントは、親子で楽しめる定番企画です。
施設全体を活用できるため滞在時間も自然にのび、参加者の満足度も高くなります。
科学実験や工作ワークショップ
工作や実験など体験型ワークショップは、知育要素があるため保護者にも好印象です。「作った作品を持ち帰れる」ことが満足感につながるポイントです。
スポーツやアクティビティイベント
キッズ向けアスレチックやエア遊具、ミニ運動会など体を動かすイベントも人気です。
スペースに応じて工夫すれば、屋外・屋内どちらでも開催できます。
ステージショーやキャラクターイベント
着ぐるみショーやパフォーマンスは圧倒的な集客力があります。
MCを入れて親子とのかけ合いを取り入れるなど、参加型にすることで盛り上がりも倍増するでしょう。
お仕事体験イベント
「ミニ社会体験」として、店員や職人、配達員などの疑似体験ができるイベントは、教育と遊びの融合として保護者からも注目されています。
企業タイアップにも適したテーマです。
地域の商業施設で子ども向けイベントを成功させるコツ

せっかくイベントを開催するのであれば、成功させなければなりません。
ここからは、商業施設で子ども向けイベントを成功させるコツを紹介します。
ターゲット年齢層にあわせた企画立案
イベント内容は、参加する子どもの年齢にあわせて難易度やアプローチを工夫します。
幼児向けには親のサポートが前提ですし、小学生向けにはチャレンジ要素を入れるなど、年齢層に応じた企画が大切です。
親子で楽しめる内容にする
子どもが主役であると同時に、保護者も一緒に参加や体験できるイベントが理想的です。
親子で参加することでコミュニケーションが深まる時間を提供できれば、満足度もあがるでしょう。
安全対策とスタッフの配置を万全にする
子どもが多く集まるイベントでは、トラブルやケガのリスクを最小限に抑える準備が不可欠です。
スタッフの配置、安全導線、事前マニュアルの共有など、基本の管理体制をしっかり整えましょう。
ボランティアスタッフなどを積極的に活用するのがおすすめです。
関連記事:たしざん公式サイト「こんな方が活躍中!」
SNSや地域メディア/フリーペーパー/チラシの活用で効果的に集客する
商業施設の来場者を取り込むには、事前告知が重要です。
施設の館内告知に加えて、自前でも次のような方法を活用します。
- SNS広告(Instagram・X・LINEなど)
- 地域のフリーペーパーや情報誌への掲載
- 地元の子育て情報サイトへの投稿
- 保育園や学校へのチラシ配布 など
告知に成功すれば、たくさんの集客が見込めるでしょう。
企業スポンサーや自治体と共催・タイアップを検討する
地域密着型のイベントでは、地元企業や自治体と組むことで、費用面や運営面の支援が受けられます。
企業にとってもブランディングの観点からメリットがあり、協力を得やすい場合もあるでしょう。
近隣の学校や幼稚園・保育園との連携をはかる
学校や幼稚園と連携すれば、チラシを配布したり団体参加の案内ができたりするので効果的な集客につながります。
教育現場との協力で信頼性も高まるでしょう。
イベント開催におすすめの商業施設で使える会場やスペース

ここからは商業施設内で使える、イベント開催におすすめのスペースを紹介します。
屋内スペース(広場やホール)
屋内であれば天候に左右されず、音響や照明も使いやすいので、ステージ系やワークショップに最適です。
集客もしやすく、施設側との連携次第では備品の提供を受けられるでしょう。
屋外スペース(駐車場や中庭)
大型アクティビティや縁日風イベントなど、自由度が高い屋外スペースは、活動的なイベントに向いています。
ただし、雨天時の予備対策は必須です。
共用エリア(フードコートや通路)
ちょっとした展示や、参加者が触ったり試したりできる謎解きイベントや科学実験コーナー、プログラミング体験イベントなどは、施設内の通路を活用して開催できます。
移動中の買い物客の目に留まりやすく、気軽に参加してもらえるでしょう。
ポップアップスペースや期間限定ブース
短期間開催の体験型イベントや物販連動型の企画には、ポップアップ(特設)スペースがぴったりです。
集客と販促を同時に狙えるメリットもあります。
商業施設での成功事例|東京ドームシティで謎解きイベント開催

ここからは、実際に商業施設で開催されたイベントの成功事例を紹介します。
2024年10月に、東京ドームシティでの「おにぎりアクション」というイベント内で、謎解きイベント『不思議ハンター』を開催した事例です。
東京ドームシティ内の、フードコートなどのスペースを活用して行われました。
「おにぎりアクション」のイベントにちなんだ、おにぎりに関するオリジナルの謎解きを用意したため、イベントの主旨であるおにぎりについての知識も提供でき、大変盛況なイベントとなりました。
『不思議ハンター』は、このように大手企業のイベントと協賛して開催することも可能です。
協賛を狙えば、ハードルが高いと思われる大型商業施設でもイベント開催が実現します。
参考: 過去のご協力事例\おにぎりをテーマにした、謎解きが登場!/
地域の商業施設で子ども向けイベント開催なら『不思議ハンター』の謎解きにおまかせください

「子ども向けイベントで地域をもりあげたい」
このようにお考えでしたら、NPO法人たしざんにおまかせください。
たしざんが提供する『不思議ハンター』は、全国の商業施設でも謎解きイベント開催の実績があり、これまでたくさんの方に参加していただいています。
また『不思議ハンター』の謎解きイベントは、地域やイベント内容に則した謎解き問題の提供も可能です。
教育的効果も高いことから、地域の教育委員会様からの後援もたくさんいただいています。
タイアップや協賛をお考えの自治体や企業の担当者様も、まずはお気軽にご相談ください。
『不思議ハンター』へのお問い合わせはこちらから
NPO法人たしざん お問い合わせフォーム